週末、外出先で炎天下に車を止めていたため車内が熱くなってしまい、乗る前に車内温度を下げるため、ウィンドウを少し開けて放置しておいた。
しばらくして、車に乗り込みエンジンを駆けたうえで、車内空気を入れ替えるためウィンドウをさらに下げようとした。
助手席側はすんなりと言っても若干重い感じだが下まで下がり切ったが、運転席側が下がらない。
接触トラブルかと思い、ウィンドウを上げたところ「ガコッ」という音ともに上がった。
ちょっと違和感があったが、今度は下げる方向に操作したところ三分の一位開いたところで止まってしまった。
2回ほど同様の上下動作をさせたが下がる位置は改善されなかった。
モーターの接触不良というより、何かに引っかかって止まっているようだったので、昨日ドアの内張をはがして中を覗いてみたところレギュレータのギア欠け(添付画像)が見つかった。
新品パーツは廃盤で出てこないことは知っていたので、修理はあきらめて放置しようかと思ったが、運転席側のウィンドウが開かないのは、日常車を利用するうえで不便になることは容易に予想できたので、チームタックルさんの出しているギアを某オークションで落札して修理することにした。
チームタックルさんの配送手配よかったため、本日の午前中には部品が届いた。
ガラスやレギュレータアーム部を外すと調整が大変なのはいろいろなサイトの情報に乗っていたので、とりあえずモーター部だけ外して明らかに歯が欠けたギアを交換した。
レギュレータ本体部をボルト3本外して浮かせた後、サービスホールからマイナスドライバーでモータ部を止めているネジを外した。
かなりネジが固く閉まっていたので、ネジザウルスに登場いただいた。
ギア交換後、たっぷりシリコングリスを塗ってもとに戻したところ、故障前のように上下の動きが回復した。
内張をはがす際に木くずを固めたようなボード部が砕けたので、UVレジンで補強もした。
TOYOTA MR2(AW11/MK1)のメンテナンスを主に、趣味で行っている車関係の作業を記録しています。
時には作業だけでなく、出かけた先の情報も載せたいと思っています。
※現状の背景は、スマホカメラで撮影した早朝の富士山です。
2025/07/23
パワーウィンドウ故障と修理
2025/07/06
オイル、オイルエレメント交換
オイルとオイルエレメントの交換をした。
前回交換からの走行距離は3,000Kmだったが、使用期間が長かったことや熱による劣化が進んでいたのだと思われるが、かなり下がっていた油圧が回復した。
オイルゲージによりオイル量はこまめに確認していたため、オイル量減による油圧低下はないと思われる。
オイルにより油圧(ノーマル油圧計での確認)が大きく変わるのを認識したのは初めてだったので、今後は油圧があまり下がらないうちにオイル交換はしようと思う。
2025/05/18
デストリビューター(19100-16150)入手
某オークションでデストリビューター(19100-16150)を入手した。
目的は、フリーのECUであるSpeeduinoにデスビの信号を入力して動作試験するため。
Speeduinoは完成品を購入したいところだが、完売などで入手できなかった。
いろいろ考えた末、回路図や部品リストを参考に入手可能な部品で自作することにしている。写真のカムシャフトとの接続部の歯の部分は、破損や錆防止としてテープを巻いて保護中。
※車に乗せるにはダストプルーフ パッキン(19127-15021)とディストリビュータハウジング Oリング(96711-35030)は購入しておかないと。
※ディストリビュータ キャップSUB-ASSY(19101-16220)とディストリビュータ ロータSUB-ASSY(19102-11010)は既存デスビの交換部品として購入済み。
2025/05/09
ラジエター液の交換4(エア抜きプラグ作成用データ)
MR2(AW11)のLLC交換時に触るエア抜きプラグ(ウォータインレットユニオン ドレンコック プラグ90910-09081、改良版90910-09093)はすでに廃盤となっており、某オークションなどで高額取引されている状態。
1G-GZ搭載の120系、130系クラウンのスーパーチャージャー搭載車にも同じものが使われているらしい。
プラグ劣化により車が乗れなくなるのは残念なので、少しでも延命できればと思い代用品の作成を提案したいと思います。
これを参考にしてトラブルが発生しても自己責任でお願いします。
素材の入手性を考えると樹脂ではなく金属ボルトを使うことになると思うので、ねじ部が錆で固着する可能性が上がるためLLC交換時(+α)のチェックや清掃は行ったほうがいいと思います。(注意:標準プラグが樹脂製であることを理解したうえで素材変更をご検討ください。)
サイズとしては、図を参考にしてください。太さよりも縦(長さ)方向のサイズが重要だと思います。
この情報が参考に(旋盤など加工機械を持っていて)作成された方、私に2個提供ください。
(今のところ困ってはいませんが、そのうち劣化で破損した際の予備に確保しておきたい。)
2025/05/06
ラジエター液の交換3.5
LLC交換翌日、ウォータインレット ユニオン接続部を見るとLLCがたまっていた。
作業中に何となくユニオンのねじ込み回転数が少ない気がしていたのが的中してしまったようだ。
DIYだから自己責任なのは当然なので、インタークーラー外しから初めてユニオンを増し締めした。
LLCがそこそこ抜けたので再度エア抜きも実施した。
作業後の試走は未実施なので漏れが解消されたかは未確認の状態。
2025/05/03
ラジエター液の交換3
LLCを交換した。
ラジエター側のエア抜きプラグは、破損み対応品だったがすんなり緩んでくれた。
ヒータ部のエア抜きプラグ、ラジエターのドレンボルトや車体下側パイプ部のドレンボルトもてこずることはなかった。
しかし、エンジン側のエア抜きプラグが対策品だったにもかかわらず、あっけなく根元からもげた。
対策品だからと油断していたわけではなかったが、ペンチで挟んで回したら折れた。
作業スペースを確保するためインタークラーを取り外すところから始めた。
ウォータインレット ユニオンにのこったプラグの残骸を抜かなければならないが、マイナスドライバーで回転方向に力を加えてもびくともしなかった。
仕方ないので、エキストラクタで抜くためドリルで結構深く穴をあけたが、樹脂なので引っ掛かりもすぐに削れてしまい空回りしてしまった。
あまり深く穴をあけると冷却水経路に樹脂のかけらが入ってしまう恐れがあったのでウォータインレット ユニオンを外すことに切り替えた。
そもそもウォータインレット ユニオン自体が外れるか不明だったので、品番検索してウォータインレットと分離可能なことから確認する羽目になった。
水回りのねじなので折れたらこの連休中のドライブなどはなくなることを思いつつ、緩める、締めるを繰り返しながら外すようにした。
どうにか緩んでくれたのでほっと一息、が次の難関が待っていた。
回転するとエア抜きのパイプが周りのウォータホースと干渉して抜き取りできない状態だった。
仕方ないので、ウォータインレットを緩めてユニオンの回転スペースを確保することにした。
この部分は、サーモスタット(90916-03060)があり、ガスケット(16325-63010)もある。
緩めるならサーモスタットを交換したいし、最低限ガスケットは交換するべきだと思っている。
しかしこんな状態になることは想定してなかったため両方とも手元にあるはずがない。
仕方ないので、再利用し、漏れてきたら替えることにした。
やっとの思いでユニオンを外し、かなり深い穴をドリルで開けてエキストラクタで抜いた。「こんなに固いのか?」ってくらいに固着していて、折れるのも仕方ない状態だった。
このリカバリーに3時間くらい時間を費やすこととなった。
LLC自体の入れ替えはそれほど時間はかからなかった。
エア抜きに1時間くらいアイドリングしたが、抜けにくいようなことはないと思った。
(実際は抜けてないのかも。)
一度温度が下がるのを待ってから、30分程度の試運転に行ったが水温の上り具合も今までと変わらない感じだった。
次もLLCの交換をするかといわれると迷うところだが、今の気持ちは整備業者様にお願い大砲が強いかな。
ちなみに、ヒータとラジエター部のエア抜きに使うホースは、内径8.5mmを用意しておくといいです。
また、リザーブタンクとユニオン間の常設のエア抜きパイプ(90447-08006)は廃盤になっているみたい。リザーブタンク接続部とユニオン接続部の中間あたりがエア抜き確認するために透明パイプなっているもの。今回の作業の影響かユニオン側から抜く際に亀裂が入っているのを発見し20mmほど長さを切り詰めた。ユニオン接続部のゴムパイプ径は内径8mm外形12mmになっている。リザーブタンク側は未測定。次のLLC交換時にサイズを測って同様のパイプを用意しておこうと考えている。
あと、廃液(古いLLC)は有害なので、下水に流してはいけません。私は、高分子給水ポリマー(オムツの給水材と同じようなもの)とかいうものに吸収させて可燃ごみとして処分します。
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